存在するもの


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# by yamanomajo | 2017-06-05 19:25 | 瞑想

うつくしく、やさしく、おろかなり―私の惚れた「江戸」/ 杉浦日向子


なんのために生まれて来たのだろう。
そんなことを詮索するほど人間はえらくない。
三百年も生きれば、すこしはものが解ってくるのだろうけれど、
解らせると都合が悪いのか、天命は、百年を越えぬよう設定されているらしい。
なんのためでもいい。
とりあえず生まれて来たから、いまの生があり、そのうちの死がある。
それだけのことだ。

・・・

人生を語らず、自我を求めず、出世を望まない暮らし振り、
いま生きているから、とりあえず死ぬまで生きるのだ、という心意気に強く共鳴します。
何の為に生きているのとか、どこから来てどこへ行くのか、
などという果てしない問いは、ごはんをまずくさせます。
まず、いま生きているから生きる。
食べて糞して寝て起きて、死ぬまで生きるのだ。
こう言われれば気が楽になります。

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# by yamanomajo | 2017-06-05 15:41 | 言葉

花のように生きる



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# by yamanomajo | 2017-06-05 11:31 | 記事

重力と恩寵 / シモーヌ・ヴェイユ 2


私は無であることを愛さねばならない。
私がなにものかであったりすればなんと醜悪なことだろうか。

自分が無であることをいったん理解したならば、
あらゆる努力の目標は、無となることである。
この目的をめざしてすべてを耐え忍び、
この目的をめざして働き、
この目的をめざして祈るのである。

神よ、どうか私を無とならせてください。
私が無となるにつれて、神は私を通して自分自身を愛する。

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# by yamanomajo | 2017-06-04 18:00 | 言葉

時を超えて生きる


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# by yamanomajo | 2017-06-04 15:09 | 瞑想

もし私が一人の心の傷を癒すことができるなら / エミリー・ディキンソン


If I can stop one heart from breaking,
I shall not live in vain;
If I can ease one life the aching,
Or cool one pain,
Or help one fainting robin
Unto his nest again,
I shall not live in vain.

もし私が一人の心の傷を癒すことができるなら
私の人生は無駄でない
もし私が一人の生命の苦しみをやわらげ
苦痛をさますことができるなら
弱った一羽のコマドリを
もういちど巣に戻してあげられるなら
私の人生は無駄ではない

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# by yamanomajo | 2017-06-04 14:26 |

博学な天文学者の講義を聴いたとき / ウォルト・ホイットマン


When I heard the learn’d astronomer,
When the proofs, the figures, were ranged in columns before me,
When I was shown the charts and diagrams, to add, divide, and measure them,
When I sitting heard the astronomer where he lectured with much applause in the lecture-room,
How soon unaccountable I became tired and sick,
Till rising and gliding out I wander’d off by myself,
In the mystical moist night-air, and from time to time,
Look’d up in perfect silence at the stars.

博学な天文学者の講義を聴いたとき、
証明や数字が列をなして私の前に並べられ、図表や図形を見せられて、
それを足したり、割ったり、測ったりされたとき、
天文学者が大喝采を浴びながら講義堂で講義するのを席に座って聞いたとき、
なんとまあ早々と私はやみくもに疲れを覚え、不快な思いに襲われたことか、
ついに私は席を立ち、人知れず外に出て、神秘な夜の湿った空気のなかを、
たった一人でひっそりとさまよい、そしてときおり、
深い沈黙の底から星を見上げた。

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# by yamanomajo | 2017-06-04 13:22 |

種子 / 志樹逸馬


「種子」

ひとにぎりの土さえあれば
生命はどこからでも芽を吹いた

かなしみの病床にも
よろこびの花畑にも
こぼれ落ちたところが故里(ふるさと)

種子は
天地の約束された言葉の中に
ただみのる

汗や疲れを懐かしがらせるものよ
黒土の汚れ
生きてさえおれば
花ひらく憧れをこそ持ってくる

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# by yamanomajo | 2017-06-03 19:36 |

重力と恩寵 / シモーヌ・ヴェイユ


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植物の段階にいたるまで、無となること。
そのとき、神が糧となる。

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# by yamanomajo | 2017-06-03 15:00 | 言葉

森の生活 / ヘンリー・D・ソロー


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私が森へ行ったのは、思慮深く生き、人生の本質的事実のみに直面し、人生が教えてくれるものを自分で学び取れるかどうか確かめてみたかったからであり、死ぬときになって、自分が生きてはいなかったことを発見するようなはめには陥りたくなかったからである。人生とはいえないような人生は生きたくなかった。生きるということはそんなにも大切なのだから。また、よほどのことがないかぎり、あきらめるのも嫌だった。私は深く生きて、人生の精髄をことごとく吸いつくし、人生とはいえないものはすべて壊滅させるほどたくましく、スパルタ人のように生き、幅広く、しかも根元まで草を刈り取って、生活を隅まで追い込み、最低の限界にまで切りつめてみたかった。そして、もし人生が厳粛なものであるとしたら、身をもってそれを体験したかった。

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# by yamanomajo | 2017-06-03 14:55 | 言葉

孤独、自然、瞑想、哲学、生命。


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