人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雪解け、5年目の自然農


雪解け、5年目の自然農_d0366590_15091704.jpg

畑に降り積もった雪が解け、北国にも春の兆しが感じられます。
隣にある山の木々の梢からは、新たな芽吹きの声が聴こえ、
生命の春を今か今かと待ちわびている、そんな息遣いを感じます。

木は生きている。大地も生きている。
すべてが息をし、呼吸をし、巡り、命は繰り返す。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15203975.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15202889.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15204036.jpg

雪が解けると、枯れ草に覆われた畝が現れます。
この茶色の、静かで素朴な雰囲気が好きです。
枯れ草の下の土は命そのもの。
見ているだけで、ふんわりとした命の温かさ、豊かさが感じられます。

自然農は今年で5年目になります。
この季節の繰り返しを、あと何回見ることになるでしょう。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15282818.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15282815.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15282802.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15282870.jpg

畝の上には、昨年取り残した野菜や台所で出た野菜くず。
これらはすべて土の上で腐って、土に還り、亡骸の層となります。
生命が積み重なって積み重なって、土は豊かになる。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_16144050.jpg

雪が解けて食べ物が多くなったのか、
野ウサギたちの糞が以前より多くなったような気がします。
この糞もやがて土に還り、土のエネルギーになる。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15335771.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15335834.jpg

畝に米ぬかを蒔きました。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15475480.jpg

畑の中には、まだ手つかずの場所があります。
新たな畝を作り、畑を拡張していきます。
土の上にびっしりと覆っている落ち葉も、
やがて腐って土に還り、土の栄養となります。

結局、“土”というのは、死んだ生命が積み重なったもの、ではないでしょうか。
奇跡のリンゴで知られる木村秋則さんは、
「土は、落ち葉が姿を変えたもの」と自著のなかで語っていました。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15475541.jpg

心地よい暖かさに包まれて、久しぶりの畑仕事。
ただ土に向き合い、体を動かしていると、
余計な思考は消え、無心になって、すべてが浄化されていくような感じがします。

頭よりも、体。
頭よりも、心。

自然体で生きる無垢な子供のように。



雪解け、5年目の自然農_d0366590_15562456.jpg

雪解け、5年目の自然農_d0366590_15562477.jpg

畑のすぐそばで、ネコヤナギの花が咲いていました。
ネコヤナギの花は、春の訪れを感じさせますね。

“自由” “思いのまま”
ネコヤナギの花言葉だそうです。











by yamanomajo | 2019-03-04 20:12 | 自然農