2019年 06月 15日
6月中旬の自然農畑、初収穫
今年の初収穫はイチゴ。
去年植えた苗が越冬してそのまま自然と実をつけたものです。
何もしなくてもこうして収穫ができるというのはなんだか嬉しいものです。
ラディッシュのように見えますが、春に種を蒔いた大根です。
去年同様、春蒔きの大根はいまいち成長が良くありません。
気温が合わないのでしょうか。
同じ大根でも春と秋とで成長力が大きく違うのが不思議です。
白大豆(エンレイ大豆)と小豆を蒔きました。
里芋の芽がようやく出始めました。
ジャガイモの花。
トウモロコシ。
トマト。
インゲン。
つるありインゲンと、つるなしインゲンの両方を育てていますが、
つるありインゲンのほうが発芽率が良いように感じました。
つるありのモロッコインゲンとマンズナルインゲン、どちらもよく育っています。
インゲンの葉っぱの上にいたバッタの子供。
畑で作業中、向こうに何かがいるのに気がつきました。
キツネです。
ここのところ、次の日に収穫しようとしていた赤く熟れたイチゴが全部なくなったり、
畑の土を掘られたりと、不可解なことが起こっていましたが、おそらくキツネの仕業ではないかと。
調べたところキツネはイチゴも食べるようです。
キツネは毎日のように畑に来ます。(昼はほとんど見かけないので夜に来ているよう)
朝、畑に行くとキツネの何らかの痕跡があります。
毎日来ているキツネは同じ個体なのか、それとも複数いるのかわかりません。
今日はインゲンの葉っぱが複数食いちぎられていました。
これはキツネの仕業ではなく、カモシカではないかなと。
畝の上にカモシカらしき足跡があったので。
果樹は、葉っぱを虫に食べられたり、伸びた新芽が折られたり、
気温の変化によって葉が病気になったりと、いろんなことが起こっています。
動物や虫の行動にしろ、雨・風・気温などの気象現象にしろ、
何か被害を受けると落胆することも多かったのですが、
今はもう、自然に起こってしまうことは「しょうがない」という気持ちです。
むしろ、自然と相対していると、自然を鏡としてあるがままの自分の姿(心)が映り、
自分の人としての心の小ささ、狭さのほうがあらわになるので、
これも自然から学ばせてもらっている、気づかせてもらっていることなんだなと感じます。
by yamanomajo
| 2019-06-15 19:48
| 自然農