2019年 09月 20日
自然農の畑 9月中旬
もうあっという間に秋です。
朝は気温が下がり、厚手の上着を二枚着ないと肌寒くなりました。
家の周りの田園は黄金色に染まり、眩しい景色を見せています。
虫の音色、舞い落ちる枯葉、色褪せる夏野菜…畑も秋の様相を呈しています。
春蒔きした枝豆を大豆として収穫する時期が来ました。
写真は三河島枝豆という品種で、表面に白い毛が生えています。
全体的にうっすらとモヤがかかったような表情を見せています。
上の写真は三河島枝豆で、下は大豊緑枝豆です。
大豊緑枝豆には毛が生えていないので、表面の色合いが微妙に違います。
収量としては三河島枝豆のほうが1.5倍くらい多かったです。
大豊緑枝豆はもともと枝豆用の品種らしく、あまり大豆としては収穫しないようです。
今回は実験的にすべて大豆として収穫しました。
収穫した莢は、広げて乾燥させています。
のちほど中から豆を取り出す作業をします。
こちらは夏蒔きした晩生枝豆で、ちょうど実が大きくなり始めています。
枝豆は、背丈や枝葉が大きく成長すれば実もたくさんつけるというわけではないようです。
どれだけ背丈が成長しても、花がしっかり咲かなければ実はつきません。
ひょろひょろと蔓や枝葉だけが成長して、実はそれほどついていないことも多いです。
養分が背丈の成長のほうばかりに摂られると、蔓ボケして花と実のつきが悪くなります。
そのため、枝豆は種を蒔く時期が重要ですね。
早蒔きすると枝葉の成長ばかりに養分を摂られて、実のほうは貧相になることも多いようです。
前の記事で、小豆の花が咲きそうもないと書いてしまいましたが、
9月半ば頃から小豆の花が見られるようになりました。
もう咲かないのではと思っていたので一安心。
ただ、枝葉が成長しすぎていつ倒伏してもおかしくないような状況です…
初めて見た小豆の花。
黄色で可憐な姿です。
カボチャはまだ頑張って成長しています。
一枚も被ることなく規則的に並ぶ葉は神秘的です。
瑞々しい。
カボチャの葉が白くなるのは、よく見られる病気(うどんこ病)です。
これはこれで美しさや生命の不思議を感じます。












by yamanomajo
| 2019-09-20 18:49
| 自然農