秋野菜の収穫が始まりました。
紅かぶ。
葉も茎も実も瑞々しいです。
赤大根。
丸々と太って良い形。
断面はこんな感じ。
ハート型もありました。
赤大根はまずは甘酢漬けにしてみました。
大根。
今年の大根は、今まででいちばん立派に成長したように感じられます。
自然農5年目、ようやく土が豊かになってきた証拠かもしれません。
自然農を始めて最初の1、2年は、土の地力が弱かったせいか、
細く短く、こぢんまりとした大根ばかりでしたが、
昨年あたりから太く長く育つようになりました。
枯れ草、葉っぱ、植物、小動物、虫、動物の糞、野菜くずなど、
様々な生命が畑の上で朽ちて、土に還り、
そのまま亡骸の層となって積み重なり、土は豊かになっていく。
何もせず、自然の循環に任せていれば、
肥料や堆肥を施さなくても土は豊かになる。
年を追うごとに立派に育つようになる野菜たちの姿を通して、
土が豊かになっていくのを実感できるのは、自然農の喜びです。
コカブ。
そろそろ収穫できそうです。
カボチャは今年最後の収穫です。
カボチャはなんてボリュームのある立派な野菜なんでしょう。
カボチャを育てるのが大好きです。
晩生枝豆が徐々に枯れてきました。
黄金色に変色する枝豆の莢。
緑の畑の中で眩い美しさ。
収穫して乾燥させておいた早生枝豆を大豆として取り出しました。
上は青大豆、下は黄大豆。
黄大豆は三河島枝豆という品種ですが、
収量が多く、色も形も良く、成長不良な豆も少なく、優秀な品種だと思いました。
青大豆は大豊緑枝豆という品種で、もともと大豆用ではない品種らしく、
収量は少なめで、色や形、実つきが不十分なものが多いように感じました。
小豆。
着実に大きくなっています。
秋になりましたが、青さに輝く夏野菜たちもまだ頑張って実をつけています。
太陽の光に照らされ、透き通る里芋の葉。
不思議に浮かび上がるその模様は、まるで神様が羽を広げているよう。