2019年 10月 15日
久しぶりに、羽が傷ついて飛べなくなったあの白鳥に会いに行きました。
すると…
例年、白鳥がシベリアから飛来してくるのは冬の初め頃なので、
こんな早い時期に飛来してくるのは珍しいです。
しかもたった一羽で。
飛来してきたこの一羽を最初に見かけたのは9月半ば頃で、
それからこの二羽を離れることなくずっとこの場所にいます。
なぜこんな早い時期にたった一羽で飛来してきたのかと思いましたが、
たぶんこの二羽はつがいなのではないでしょうか。
今年の春、飛べない片方の一羽(パートナー)をこの地に残してシベリアに帰り、
再び会うために、早い時期にたった一羽で戻ってきた。
一羽で飛来してきた白鳥。
立派で美しい体。
こちらは羽が傷ついて飛べなくなった白鳥。
羽は以前より少し回復しているようにも見えます。
やはり夫婦のように見えます。
白鳥は、一度つがいになると生涯ずっと同じパートナーを貫くそうです。
それだけ絆が強い生き物なのかもしれません。
10月も半ば。
空からは、群れをなして飛んでくる白鳥たちの鳴き声がちらほらと聴こえてきています。
もうすぐ、長い冬が始まります。
by yamanomajo
| 2019-10-15 18:20
| 日々