2019年 10月 26日
自然農の畑 10月中旬~下旬
サツマイモを収穫しました。
今年も丸々と太って良い形に。
土を掘ってサツマイモを取り出すときの喜びは
何とも言えません。
他の野菜と同じで、年々成長力が増して、
大きく育つようになったと思います。
すべて収穫が終わりましたが、
今年は苗を30本植えて100本ほど収穫できました。
収穫したサツマイモは、ダンボールに入れて
もみ殻を重ねて保存します。
サツマイモは寒さに弱く、
5度くらいを下回れば腐ってしまうので、
寒さ対策として、
もみ殻の中に入れて保温します。
1か月くらい追熟させると甘みが増すので、
食べ頃はもう少し先になります。
役目を終えたサツマイモの蔓。
このまま畝の上で朽ちて、土に還ります。
土に還ることで、土を豊かにしてくれます。
生命は循環し、
また次の新たな命につながります。
夏野菜のトマトも力尽きてきました。
茶色く朽ちた枝葉もまた、
独自の美しさがあります。
茶の色、土色は美しいです。
野菜は朽ちて腐っていくと、
そのまま土の色に戻るのが不思議です。
土に還るから、土の色に戻るのでしょうか。
みな、土色に還り、土に戻っていく。
土から生まれたから、土に還ることが自然。
土から生まれたから、土色に還るのが自然。
土から生まれたものは、土に還っていく。
形あるものが、形なき土に還っていく。
そしてまた、形なき土から、
形ある生命が再び誕生する。
土と命の循環。再生。
命は繰り返す。
繰り返すことが命の営み。
熟れて自然に落ちた実も、
そのまま土に還ります。
何もしなくても、そうなるようになる。
自然。
自ずから然る。
晩生枝豆も茶色に枯れ始めました。
畑のなかにある枯れた枝豆の姿というのは、
それ自体に喜びがあるように感じます。
実りを感じる喜び、
収穫できる喜び、
目に映る美の喜び。
今年は晩生種の枝豆を4種類蒔きましたが、
いずれも枯れる時期、収穫時期が異なります。
上の写真はエンレイ大豆で、
晩生種のなかではいちばん早く枯れました。
右側の青から茶色に変わりつある品種は、
岩手みどり豆。
左側のまだ青々と茂っている品種は、
丹波黒大豆。












by yamanomajo
| 2019-10-26 18:16
| 自然農















