丹波黒大豆の収穫。
丹波黒大豆は極晩生の品種で、収穫は11月下旬頃とかなり遅かったです。
大豆は莢を一つ一つ収穫して、干してから中の豆を取り出しますが、
丹波黒大豆の収穫時期は北国ではもう冬にあたるので、
室内で干してもなかなか乾かず、豆も水分を吸ってふやけているものが多かったです。
極晩生の大豆を北国で栽培する場合、気温の面で少し難しい面があるようです。
岩手みどり豆。
立派な青大豆で、収量が多かったです。
秘伝豆。
同じ青大豆ですが、少し色味が違います。

小豆も莢をひとつひとつ収穫し、干してから中の豆を取り出します。パリパリに乾いた莢を割って、中から豆を取り出す作業はとても楽しかったです。

小豆でどんな料理を作ろうかと考え中です。

畑に残っていたいんげん豆もすべて収穫。今年のマメ科の野菜の収穫はすべて終わりました。

大根も収穫終了。



ほぼ収穫を終えた今年の畑。



収穫せずに土の上に残した野菜はそのまま土に還ります。台所で出た野菜くずもすべて元の土の上に戻します。土に還った野菜は、次の生命を育む力となります。
命は積み重なり、積み重なり、豊かになる。自然農の土は、命の積み重なり。土とは、命。
命が、新しい命を育み、実りの喜びを生み出す。

11月末日、畑に雪。

今年植えた一年目の桃の木。葉が落ちて裸木になりました。果樹たちは、今年も驚くべき成長力を見せてくれました。同時に、学ばせてもらったこともたくさん。



畑に行くと、いつもそばにやって来るカラスたち。カラス語で話しかけ、コミュニケーションを取っていますが、
通じているようないないような。良き友達です。


ある日の畑からの帰り道。田園に白鳥が飛来していました。これから本格的な冬がやってきます。