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世界を紡ぐ大いなる手


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空に星をまき
地上に平和を与える
手よ
悲しみがあれ
悩みがあれ
私は守られる
手よ
すべてのものの上に置かれる
形なき手よ




わたしの小さい手に
世界の大きい手の
そえられていることを
感じる

世界を見れば
わたしがどのように
つくりかえられてゆくかを
感じる

わたしを見れば世界が
世界を見ればわたしが
わかってくるように
思える




人が生命の織物を織るのではない。
人は、その織物のひとすじの糸に過ぎない。
生命の織物に対して人がすることは、それがなんであれ、自分自身にすることなのである。




糸を紡ぐのはあなたではない。
スピンドルはあなたの手にはない。




大宇宙には、こちらの果てからあちらの果てまで、無数の細かい絹の糸みたいな網が張ってある。無数の縦糸と横糸。その縦糸と横糸が交わっているすべてのところに、水晶みたいな玉があって、この大宇宙に存在するものすべてのものが、その玉をもっている。砂漠のすべての砂粒一つひとつも、水の一滴一滴も、虫たちも、鳥たちも、全宇宙の存在すべて。

この世のすべては、無数の関係のなかでつながり合って存在している。すべての中にすべてが入っている。自分の中に、鹿も狼もライオンも、星も植物も鳥も、すべてが入っている。お互いが、いのちを交換し合って生きている。存在するものすべてのエネルギーを受けながら、自分もエネルギーを出している。すべてがつながり合っている。

すべてのものに、複雑な無数の関係がある。その関係は無限に細かく、無限に広がる。




私の斧が兄弟なる木に振り降ろされる。
その瞬間、私が体験するものは?
その瞬間、兄弟なる木が体験するものは?
その瞬間、斧が体験するものは?
その瞬間、森が体験するものは?
その瞬間、宇宙が体験するものは?
その瞬間、みんなの体験は?
どんな行為も発生すると響きあい、共振する。





世界の秘密は、ヒントを、あるいはそれそのものを様々な形で現している。
鯨が抱く女神や、島の時をすり抜ける少年の姿を借りて。
海亀の瞳の色や、海岸の木の葉の形、風の肌触りを通して、わたしたちに語りかけている。
お前の小さなてのひらの中にある物語りにも、世界は姿を借りて潜んでいる。




私はまたすぐ眠るだろう
私のすべてを
ただ守る者の手に任せて











by yamanomajo | 2020-01-16 18:50 | 言葉

雪の多い北国で田舎暮らし。独りでいることから何かを見つける人生。カラスたちが友達。自然農で野菜作りをしています。


by yamanomajo