自然農の畑 8月下旬～9月上旬

9月。

鈴虫やコオロギの声が夜通し聞こえるようになりました。

周囲はすっかり秋の気配です。

田園の稲穂は黄色くなって垂れ始め、

畑では秋の草が見られるようになりました。

紫花豆。

8月下旬頃から順次収穫しています。

豆の収穫と時を同じくして、紫花豆の花が再び咲き始めました。秋にまた実をつけてくれるでしょうか。



白花豆も同じように収穫しています。収量が少なく、綺麗な実が少ない感じです。



パンダ豆。とても印象的な色合いです。
紫花豆と白花豆以外のインゲン豆はほぼすべて収穫が終わりました。



スノーホワイトという品種のミニトマト。今のところすべて黄色の実が生っています。



大玉トマト。


トマトの収穫はまだしばらく続きそうです。




トウモロコシ。やはり交雑しているものが多かったです。これはこれで面白い色合いですが…純粋な種を採取するには、距離を離して育てないといけませんね。



キュウリの収穫はそろそろ終わりを迎えそうです。




今年は枝豆（大豆）の多くがカモシカの食害を受けています。畑の周囲には1.5mくらいのネットを張り、さらにカモシカ対策として枝豆の畝回りにも同じようにネットを張り巡らしましたが、どこからともなく入ってきて食べていきます。ネットのどこかに隙間があるというわけでもなく…ちょっとお手上げ状態です。


カモシカは枝豆の上部をちぎるように食べていきます。



小豆はカモシカの食害を受けることなく、すくすくと成長しています。ただ、今年も大納言小豆は枝葉が徒長気味なので、やはりもっと遅く蒔いたほうがよいですね。蒔き時は東北だと7月下旬くらいでよいかも。




白小豆の花。小さな可愛らしい莢もつき始めていました。



桃とスモモを植えている畑。空いているスペースでカボチャも育てています。
写真に映っている果樹は2年目の桃です。枝がしっかり伸びてとても大きくなりました。一つだけ実が生らせておいたので収穫を楽しみにしていましたが、何かの動物に食べられてしまったようです…




カボチャの収穫。上の写真は打木赤皮甘栗かぼちゃとバターナッツ。下の写真は白皮砂糖かぼちゃです。



里芋。今年は去年収穫した種芋と、市販の種芋の両方を植えましたが、去年収穫した種芋のほうがあきらかに成長力が良いです。ほぼすべて発芽しましたし、やはり同じ土で育った種芋だからこそ適応しているのだと思います。
種は土を記憶する。自家採種、同じ土で育てたものを種として蒔くというのは大事ですね。



里芋の葉の上の朝露は、いつもハッとする美しさを見せてくれます。




大根。だいぶ葉が大きくなりました。今年は大蔵大根、赤筋大根、青長大根の3種類を育てています。



コカブ。虫に葉を食べられながらも少しずつ成長しています。



白菜。
これからの秋野菜の成長と収穫が楽しみです。



今年はカマキリの姿をよく見かけます。





トマトの上にいたカエル。とても可愛かった。