10月も下旬になり、朝晩が冷え込むようになりました。
厚手の服を出し、ストーブを出し、車のスタッドレスタイヤの用意をし…
冬はもうすぐそこまで来ています。
畑も日に日に枯れ色が濃くなり、冬に移り変わろうとしています。
10月中旬。
サツマイモの収穫。
今年も丸々太ったよい実がたくさん生りました。
いつもはほとんど干し芋にして食べていますが、
今年はいろんな料理にチャレンジしてみようと思っています。
サツマイモは寒さに弱いので、
ダンボールにもみ殻と一緒に入れて温めて保存しています。
このダンボールを暖房が効く部屋に置いておけば、長期間保存できます。
収穫が終わり、畑に残ったサツマイモの蔓。
このまま朽ちて、土に還り、畑を豊かにします。
赤かぶの収穫。
今年は万木(ゆるぎ)かぶという品種を育てました。
収穫した赤かぶは甘酢漬けに。
大根。
規則正しい葉の並びが美しいです。
上の写真は大蔵大根という品種です。
形が少しいびつなのが固定種らしいなと感じます。
今年は赤筋大根という別の品種も育てています。
グラスジェムコーン(レインボーコーン)の収穫。
本当に七色の実がつきました。
古来よりネイティブ・アメリカンのあいだで受け継がれてきた種。
こうして遠いこの地で実をつけることに不思議な気持ちになります。
グラスジェムコーンは、実を包む葉が青くて若い状態だとまだ粒に色が入っていません。
ヒゲ(めしべ)が黒くなり、葉も枯れてから収穫すると色づきのよい実が収穫できます。
10月下旬。
白小豆の収穫がほぼ終わりました。
かなり長い期間収穫でき、収量も多かったです。
小豆はもう一種、丹波大納言小豆を育てていますが、
カモシカに食べられたり、枝が蔓化して多くが倒れてしまったりと、
ちょっと収穫は難しいように感じています。
丹波大納言小豆は極晩生種で、北国の気候には合っていないように思うので、
来年は北海道産で中生種の小豆(エリモショウズやしゅまり)、または大納言に切り替える予定です。
大豆もほとんどがカモシカに食べられてしまいました。
鶴の子大豆、玉大黒はほぼ全滅。
岩手みどり豆はなんとか少し残っているので、来年の種用くらいは収穫できそうです。
カモシカ対策、なんとかしないといけません。
マメ科以外にも、果樹の枝を折って葉を食べたり、樹皮をはいで食べたりとカモシカの被害が多いです。
白菜。
少しずつ結球してきているようです。
畑の中にある白菜の姿は、なんだかとても清々しく、美しく感じられます。
太陽の光に透き通る白菜の葉。
虫食いの妙。
里芋。
もうそろそろ葉が枯れてくる頃でしょうか。
葉が枯れてクタクタになったら収穫時です。
里芋の葉。
こちらも光に透き通る葉脈の繊細さが神秘的で美しい。
一枚目の写真は、竜が羽を広げているよう。
枯れつつあるトマト。
朽ち、地に落ちるトマトの実。
大地に還り、未来への命の糧となります。
葉の上で何かをしていた虫。
コガネムシでしょうか。



トウモロコシの葉の上にいたカエル。ただじっと、静かに、黙している姿。生物の静けさ、沈黙に、学ぶことがあります。