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星といのちのうた 世界はうたでできている

7年目の自然農


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春が来ました。
イヌノフグリなどの小さい野花たちが魔法のように咲き乱れ、
道端の草は太陽の光を浴び瑞々しい緑で輝いています。
春の初めの生命の歌声は、他の季節にはない独特の喜びがあるように感じます。
そして、青空が喜んでいる。



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今年で自然農を始めて7年目になります。
自然農を始めた最初の数年は土の地力がなかったせいか、
育つ野菜が小さかったり、まったく育たないなんてことも多かったですが、
一年経つごとに少しずつ大きく、立派に育つようになったと思います。
畝ごとにまだ地力のバラつきがあるようですが、
余計なことはせず、自然の営みに任せて見守り、その変化を楽しんでいきたいと思います。



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3月15日。
里芋の植え付けで今年の畑がスタートしました。
枯れ草をかき分け、種芋を植えていきます。
今年は3列で植えてみました。


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里芋の種芋は、昨年と同様に収穫して越冬させたものを使いました。
種芋は茎付きのままダンボールにもみ殻と一緒に入れて保温し、
室内の暖房が効く場所で保存していましたが、すべて腐ることなく冬を越せました。
(茎から外したものもいくつか入れていましたが、こちらも無事に越冬できました)

今回は試験的に米袋で保存していた芋もありました。
こちらは、茎から芋を一つ一つ外してもみ殻と一緒に入れて保存していましたが、
大体8割くらいは水分が抜けてカラカラになっていました。
これらの種芋も畑に植えましたが、おそらく発芽はしないのではと思います。

里芋はやはり茎付き(+土付き)での保存が良いようです。
茎付きだと水分が抜けにくいのかもしれません。
また、米袋よりもダンボールのほうが保存性が高いというのもあるのでしょうか。

我が家の里芋の保存・越冬は、
毎年「茎付き+ダンボール+もみ殻+室内の暖房が効く場所に置く」になりそうです。



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以前の記事で花嫁小豆のことを書きましたが、
その花嫁小豆を販売しているお店で新しい豆を購入しました。
藤花豆と呼ばれる品種で、紫花豆が自然に変異したものではないかといわれています。
紫と黒の色合い・模様が美しく、種を蒔いて育ててみたくなったので購入しました。

花嫁小豆、藤花豆、世界一豆など、希少で珍しい豆を販売しているのは「豆はし」さんというお店です。
北海道でさまざまな在来種・固定種の豆の栽培をされているようです。
このようなお店はなかなかなく、貴重な存在だと思いますので、ぜひ多くの人に知っていただきたいお店です。

まだ花嫁小豆など在庫があるようですので、興味のある方はぜひ。
(メルカリでも販売されています)

https://mamehashi.theshop.jp (豆はし オンラインショップ)









by yamanomajo | 2021-04-03 06:21 | 自然農